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小学校受験の費用はいくら?(受験準備〜入学後)

公開 2026年6月21日

#費用#小学校受験#学費

小学校受験(お受験)の費用は、受験準備、出願、入学後の3つに分けると家計の見通しを立てやすくなります。 入学後の費用については、公式の初年度納付金合計がある私立小9校で、最小858,000円、中央値1,087,000円、最大1,765,000円でした。 学校や年度によって金額と含まれる費用が異なるため、この幅を参考にしながら、志望校の最新の募集要項で必要な総額を確認してください。

費用は大きく3つの段階に分かれる

お受験にかかるお金は、発生するタイミングで次の3つに分けると見通しが立ちます。

  • 受験準備期: 考査に向けた準備にかかる費用(幼児教室・模試・受験用品など)
  • 受験時: 出願から考査までにかかる費用(受験料・併願にともなう積み上がり)
  • 入学後: 合格して入学してから継続的にかかる費用(入学金・授業料・各種費用)

それぞれ性質が違うため、まとめて「お受験費用」と考えるより、段階ごとに把握するほうが家計の計画を立てやすくなります。

受験準備期の費用

準備期の費用は、家庭の方針によって幅が最も大きい部分です。中心になるのは幼児教室の費用です。

  • 幼児教室の月謝: 通年の通室にかかる継続的な費用。教室・コース・通う頻度で変わる
  • 季節講習・特別講習: 夏期・直前期などにまとまって発生する講習費
  • 模試(模擬考査): 志望校別・総合などの模試の受験料。複数回受けると積み上がる
  • 受験用品・服: 願書写真、考査・面接用の子どもと保護者の服、上履き、移動用のバッグなど

幼児教室は小学校受験対策の中心で、家庭の準備をどこまで外部に頼るかで総額が変わります。通室の頻度や講習をどこまで取るかは、家庭の方針と子どもの様子に合わせて調整するのが現実的です。費用の目安は教室ごとに大きく異なるため、説明会や面談で最新の料金体系を直接確認してください。

受験時の費用

出願から考査までの期間に発生する費用です。準備期に比べると短期間ですが、併願校が増えると見落としがちな形で積み上がります。

  • 受験料(考査料): 1校ごとに出願時に支払う費用。学校によって金額が異なる
  • 併願による積み上がり: 私立小は複数校を併願するのが一般的で、出願する校数だけ受験料がかかる
  • 当日関連の費用: 考査・面接当日の交通費など、付随する細かな出費

ここでの注意点は、併願校が増えるほど受験料の合計が増えることです。「どの学校を、いくつ受けるか」を早めに見立てておくと、受験時の総額をコントロールしやすくなります。各校の受験料は募集要項に記載されるので、出願校を決める段階で必ず確認しましょう。

入学後の費用

合格して入学すると、ここからが継続的な費用です。私立小は学校による差がとても大きい部分なので、志望校ごとに個別に確認する必要があります。

  • 入学金: 入学時に一度だけ納める費用
  • 授業料: 毎月または毎学期ごとに継続して納める費用
  • 施設費・設備費: 校舎や設備の維持にあてられる費用
  • 寄付金・学校債: 学校債は、学校が資金を借りるために募集するもの。学校によって任意・募集の形があり、有無も金額も学校差が大きい
  • 制服・教材・その他: 制服一式、教材費、給食費、行事費、放課後の預かりを使う場合の費用など

私立小は学校ごとに費用の構成も水準も大きく異なります。入学後の費用は在学する年数ぶん継続するため、入学時の一時金だけでなく、毎年かかる費用も含めて見積もることが大切です。

ランドセルや通学かばんは、学校が指定品を用意していることがあります。指定の有無は入学案内で確かめてください。指定が無く市販のランドセルから選ぶ場合は、運営者の別サイト「ランドセルの決めかた」で、各ブランドの公式情報をもとに価格・重さ・保証を比べられます。

公式の初年度納付金合計がある9校の金額の幅

入学する年に学校へ納める費用を比べるため、各校の公式学費資料に基づく初年度納付金合計を集計しました。 対象は首都圏の私立小9校で、国立小は0校です。

集計項目金額または件数
最小858,000円
中央値1,087,000円
最大1,765,000円
対象校数9校
私立9校
国立0校

中央値は、9校の金額を小さい順に並べたときの中央の値です。 この集計は対象9校の範囲を示すもので、首都圏すべての私立小学校の相場や、国立小学校の費用を表すものではありません。

集計日は2026-10-04です。 出典は各校の公式学費ページと募集要項で、対象年度は学校ごとに異なります。 2024年度募集要項、2025年度の学費、2026年度、2027年度の金額に加え、2026年9月時点の掲載額を含みます。 給食費、教材費、諸会費などが合計に含まれるかどうかも学校ごとに異なるため、同じ条件で比較した金額ではありません。 受験準備や出願にかかる費用も、この合計には含めていません。 合計だけで予算を決めず、別途必要な費用と2年目以降の納付金も確認してください。

公式資料は、さとえ学園の募集要項、開智の学費、横須賀学院の学費一覧、関東学院六浦の学費、平和学園の入学案内で確認できます。 慶應義塾幼稚舎の入試Q&A、成蹊の学費資料、明星学園の募集要項、立教女学院の募集要項にも学費が掲載されています。 各校の学費資料の確認日は2026-09-22または2026-09-24で、集計日に資料を再確認したものではありません。

私立小と国立小では費用感が違う

設置区分(私立か国立か)によって、入学後の費用感は大きく変わります。

  • 私立小: 授業料や施設費などを各校が独自に定めるため、学校差が大きい。寄付金などが加わることもある
  • 国立小: 国立大学の附属として運営され、授業料の負担は私立小に比べて小さい傾向がある

費用面だけを見ると国立小は負担が軽く映りますが、注意点があります。国立小には通学区域が定められていることが多く、住む場所によって出願できるかどうかが決まります。さらに選考に抽選が含まれることがあり、考査の準備とは別の不確実さがあります。費用だけでなく、こうした条件もあわせて検討する必要があります。

私立小と国立小の違いは費用以外にも多岐にわたります。詳しくは私立小 vs 国立小で整理しているので、あわせて読んでみてください。

費用を正しく把握する手順

繰り返しになりますが、お受験の費用は学校・年度・教室によって変わります。古い情報やうわさの金額で判断せず、次の手順で最新の情報を確認するのが確実です。

  1. 志望校の学費ページ・募集要項で、入学金・授業料・各種費用の最新の数字を確認する
  2. 受験料は出願校の数だけかかるため、併願プランとあわせて受験時の合計を見積もる
  3. 幼児教室の費用は、説明会・面談で通年の月謝と講習費を含めた料金体系を確認する
  4. 国立小を検討する場合は、費用に加えて通学区域・抽選の条件も必ず確認する

この順番で各段階の費用を洗い出せば、家庭ごとの現実的な総額のイメージがつかめます。数値は必ず公式の最新情報で確認し、年度をまたぐときは更新されていないかを見直してください。

学校選びは費用だけで決まるものではありませんが、早めに見通しを立てておくと、準備にも気持ちにも余裕が生まれます。まずは候補となる学校を知ることから始めてみてください。

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